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死体洗いのアルバイト

2014.12.15.Mon.12:37
裏バイトといえば、必ず出てくる都市伝説の代表格、「死体洗い」または「死体沈め」のアルバイトという話がある。
その内容は、主に二通り。

・大学病院などの地下に解剖用の死体を保存しておくホルマリンのプールがあり、そこに保存されている死体を解剖に使用する前にきれいに洗う。

・大学病院の地下で、ホルマリンのプールに浮かべられた解剖に使うための死体を、浮かび上がってこないように長い棒でつついて沈める。

給料は日給で数万~数十万(一説には2時間で3~5万円ほど)と高給だが、一日に3時間以上、この仕事をすることはできないという。

理由は、その特殊すぎる仕事内容によって発狂してしまうから、というもの。

強烈な異臭に耐えながらの作業である上、死臭が身体に染み付いてしばらく取れなくなるなど、誰もが敬遠する内容のため非常に高額の給料がもらえる、というこの裏バイトだが、残念ながら実際に存在するわけではない。

その理由としては、まず始めに、病院の地下室にホルマリンのプールというものが存在する実例がないということだ。

そもそもホルマリンは非常に気化しやすい物質で、プールのような場所に密封もせずにおいてあったのでは、どんどん気化してしまう。

また、ホルマリンに関しては有毒であり、ホルマリン中毒の観点からも使用量は厳しく制限されており、プールのように浸すということはあり得ない。

(解剖実習中においては、ホルマリンではなくフェノールなどを振り掛けるのが一般的という。)

仮に地下のホルマリンプールがあったとしても、防護策も無く作業をしたのでは作業側の命が危ないレベルである。

次に、生物をホルマリンに漬けると、防腐効果はあるが非常にもろくなるため、死体がボロボロになり解剖などに適さないということ。

さらに、安全上・倫理上あるいは法律上の問題から、アルバイトなどに解剖用の死体の処理を任せることができない、ということだ。

これらの理由から、このアルバイトは完全にデマで、都市伝説にすぎないということが分かるだろう。

しかし、解剖用ではないが、「遺体を洗う」というアルバイトは実在する。

これは、葬儀の際に行われる湯灌(ゆかん)というもので、遺体を棺におさめる前に入浴(洗浄)させ、化粧を施しきれいにするというもの。

業者や地域による差があり、「厳粛な行為なのでアルバイトに遺体を触らせるようなことはしない(させない)」という所もあるが、この作業には特に厳しい制限は課されておらず、特に資格等も必要ないため、日給1~2万円程度でアルバイトでもできるという話である。
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